蜜蜂の巻
2024年 3月24日 〜 2024年 9月24日
- 発句二分咲きの枝に蜜蜂待ちかねて和
- 脇公園の隅まだ残る雪遊
- 第三春の宵胡弓の流れつややかに由
- 第四茶房の奥に猫ぽつねんと求
- 第五箱釣の最中溶けるの早いこと明
- 第六ラジカセからは祭り囃子が恵
- 第七タキシード一生一度着てみるか明
- 第八奥歯の痛みだましだましに由
- 第九深酒の報いはいつも重い夢求
- 第十言葉に出せば笑い話よ明
- 第十一懐手きめのポーズの龍之介恵
- 第十二こたつに浸かり俗世忘れる和
- 第十三思い出の青春映画眩しくて和
- 第十四妻へのみやげ初なりの柿求
- 第十五月かげり城の茶会の厳かに由
- 第十六ジジッと鳴いて黙る秋蝉遊
- 第十七くたびれたテニスボールを犬にやり和
- 第十八「ニケ」舞いおりるパリのあちこち由
- 第十九一旦はバケツに放る八重の花恵
- 挙句春塵払い待つ茶友達明